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代表コンサルタント 山内 栄人 奮戦記

2019.3.21
コンサルティング その他 人生 働き方

横浜市の衝撃RPA報告書から

みなさんこんにちは!
派遣・請負コンサルティング
株式会社人材ビジネス経営研究所の山内栄人です.

 

今日は子供の習い事の発表会に来てます。

少し空き時間があるのでブログ更新を。

 

さて、今日は少しIT領域のお話を。

 

先日、衝撃的な報告書が横浜市から出ております。

 

RPAの有効性検証の成果について

http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/gyosei/rpa/

 

是非、多くの人に見てもらいたいですね。

役所におけるRPA導入に関するレポートです。

 

そして、衝撃的な結果がこちら。

 

削減率 平均84.9%!!!

最大削減率 99.1%!!!!

マジかよ!!という数値ですね。

 

と煽りますが、よく見れば分かりますが、1人のすべての仕事を1から10まで全てをRPAが代替したわけじゃないわけです。

特定の業務において確実に削減している訳ですが。

 

これは役所でもどんどん増えるでしょうし、

一般企業でも大企業に限らず多くの中小企業でも導入するでしょう。

 

かつてパソコンが普及していく過程と同じでしょう。

今では家庭でも普通にパソコンがあるように、

そのうちパーソナルRPAが家庭でも動く日がくるでしょう。

 

で、これは議論もありますが、

「総じて、派遣社員の仕事はRPAに代替される」は間違いないと思っています。

 

それぞれ1人の作業を全部ではないにしても代替できる部分を代替して、

10人いた派遣社員が7人や5人と減る可能性が高いな。と。

 

これはかつて、手書き議事録を書いていた仕事がありましたが、

それがワープロ、パソコンに代替された流れと同じです。

手書きで議事録を書いていた人がパソコンを使えるようになれば

仕事が続いたように、RPAを勉強することは必要かも知れません。

 

今回の報告書でもNTTデータのウインアクターを使っていますが、

プログラミングの基本を知らない人でも触る事ができるRPAでもありますので、

パソコンと同じような流れもあると思っています。言語を知らないと使えなかった

ベーシックの時代からウインドウズの登場でマウスで視覚的触れる。

ウインアクターはそんなRPAの代表格です。他にもいろいろRPAはありますけどね。

そんなこんなで昨年12月、今年1月とNTTさんをOS研に招いてRPAの講座を入れた背景があります。

 

技術系派遣会社じゃなくて、事務や製造、販売の派遣会社もITやRPAの勉強、情報収集は必須の時代へ。

 

ま、そんなこんなで、次回4月のOS研は HR Tech ですね。

経営 人生も 時流適応が肝要です。

私は日本の未来を考えれば、ロボットも自動化もIT、AI、RPAと全て推進すべきだと思っています。

労働者数が減る中、一定の経済力を維持するには避けて通れないと思うからです。

 

派遣業界は情報収集の先に、こういった流れに乗って、はみ出た労働者と市場を繋ぐ取り持つ者になれるかどうか。

試練の10年の始まりだと思っています。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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