BLOG
代表コンサルタント 山内 栄人 奮戦記

2019.4.20
人生 働き方 働き方関連法案

非正規という言葉を無くす

みなさんこんにちは!

派遣・請負コンサルティング

株式会社人材ビジネス経営研究所の山内栄人です。

 

今日は目覚ましも無くユックリ寝て、

1日自宅オフィスでマッタリお仕事でした。

なかなか手が付かなかった仕事も結構進みました。

 

さて、今日はコレ ですよね。

 

経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい”

 

いや、そりゃそうなんですよ。

高度経済成長期は良かったですよ。

人口も増えるし、国内の消費も増えるし、

何かと右肩上がり。

 

人手は常に足りなくなるので、供給をひたすらやっておいて

損はしない と。

 

また、ビジネスモデルの寿命も長かったというのもありますよね。

 

今の時代はどうか。

 

人口は減る一方。

国内消費も頭打ち。

ビジネスモデルのライフサイクルは極端に短い。

 

これを、終身雇用で雇うとなると相当なリスクですよね。

というか、ただでさえ労働者人口が減り、高齢者がガンガン増える中、

労働者1人当たりの生産性をどう上げて行くか?という視点でも見ても、

終身雇用で というのはあり得ない訳です。

1社で同じ人間が全部適応するなど至難の業。

 

という事で、今後はあらゆる意味で流動性が高まっていくと思われます。

 

今回経団連が何を言っているんだ!という意見もあるかと思いますが、

私的には遅すぎるし、ようやくか。。。という感想。

 

これまではキャリアは終身雇用の過程で企業が育ててくれる時代でしたが、

今後は、自分のキャリアは自分で育て、活かす時代に。

 

受け身で働いていても未来はありません。

能動的に、自分の特性に合った働き方、職を探さないと大変な事になりますね。

 

ここまで、新卒採用で均一な汎用性の高い人材を採用し、汎用的に人材を活用してきた訳ですが、

今後は各人の能力にあった働かせ方を中心に、必要な時に必要な人材を活用し流動化していく社会へと進むのだと思います。

 

その際に、正社員や非正規なんて概念はまるでないはずです。

 

安倍さんが繰り返し言っていた「非正規という言葉を無くす」 いよいよな感じですね。

正社員であることのメリットなんてどんどんなくなるのですから。

 

私も子供を持つ親として、教育の在り方も本当に変えていかねばなりませんね。

いい大学に入り、良い会社に就職できれば安泰 なんて未来は無くなりつつあります。

 

常に社会の変化に時流適応できる柔軟性と自分の長所を明確に理解してそれを活かせるジョブにありつけるかどうか。

この辺なんだと思います。

 

令和は激動の時代へ。

しかし、未来はほんの少し明るくなったと私は思った次第です。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

一覧へ戻る