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代表コンサルタント 山内 栄人 奮戦記

2019.5.12
その他 働き方 働き方関連法案 派遣法・労働関係法

連合さんは何を反対していたのでしょうか

みなさんこんにちは!
派遣・請負コンサルティング
株式会社人材ビジネス経営研究所の山内栄人です。

 

今日は日曜らしい日曜に。

仕事よりも家族の時間多めの1日に。

一応、母の日でもありますので。

 

さて、今日はFacebookを見ていて、過去の今日の写真から。

4年前の写真です。

 

丁度国会で派遣法改正を審議している頃で、

野党やマスコミ、連合さんなどが改正を猛反発していました。

 

この写真は当時私が在籍していた船井総合研究所の本社前、東京駅丸の内北口での連合さんの活動。

 

配布物はこんな感じでした。

 

当時もう~ん。となりましたね。

 

改悪って・・・と。

 

ぶつかっている改正の内容ですが、

 

1、特定派遣の廃止

2、抵触日を業務から個人に

3、雇用安定措置の義務化

4、キャリアコンサルティングの義務化

5、キャリアアップ教育の義務化

などです。

 

何が改悪なの???と。

 

なので、一人ツイッターの

一人纏めサイト(苦笑

でこんなの書いていましたよ。

 

派遣法が悪法というけど、現状と改正法案どっちがわるいの?

https://togetter.com/li/845009

いやぁ~熱い。いや暑い(笑

 

私、必死ですね。この頃。ほんと、ガチ。

このきっかけは、某大学の某先生とツイッターで激論になった事がスタートですが。

 

んで、改正から3年半が経過しましたが、どうなんですかね?

 

4年前の今日、東京駅丸の内北口でこのビラを配布しながら

連合さんはこのように連呼していました。

 

「この派遣法改悪を許すと、世の中の正社員はみんな派遣社員になります!!」

「そして、みんな低賃金となります!!」

「何が何でも、こんな改悪は許してはいけません!!!」

と。

 

で、そうなりましたか?

 

なってませんね?

 

もっと言えば、派遣業界はこの改正でかなり良くなりました。

 

1番は特定派遣が無くなる事が大きいですよね。

 

ま、そんなことは当時でも分かっているので猛反発していた訳です。

 

んじゃ、連合さんはアホすぎてこんなことも予測できなかったのか?

私は違うと思いますよ。

 

全部わかった上で、こんな活動をしていたとしか思えません。

何故なら、正社員の既得権を守るには「非正規の存在」は不可欠だからです。

 

強固に守るためには、非正規には引き続き非正規でいてもらわないと困るのです。

 

ま、本当の所はわかりませんが、この改正をきっかけにどんどんと、

正社員と非正規の境界線は無くなりつつあります。

 

今後は更に加速するでしょう。

過去ではなく、未来に頑張る人に応援する社会に変わっていかねばと

思うのですが、どうでしょうか。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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