BLOG
代表コンサルタント 山内 栄人 奮戦記

2019.11.23
働き方 働き方関連法案 派遣法・労働関係法

人材サービス 公益性自覚を

みなさんこんにちは!

派遣・請負コンサルティング

株式会社人材ビジネス経営研究所の山内栄人です。

 

11月もあと1週間。3期目が終わろうとしています。

早いですね。本当に。そして人生の半分くらいが

この3年の感覚もあります。不思議の極みですね。

 

さて、今日は数日前の日経の記事から。

業界関係者はみんな読んでいると思いますが、

一応、コレ。

 

凄く、凄く、直球のお話です。

 

会社である以上、利潤を求めるのは当たり前で、

売上・利益があって初めて回るのは当たり前なのですが、

 

派遣事業を数字だけで考えると絶対にダメだと私は

思うのです。

 

派遣ビジネスを行っていく上で、

 

求職者のニーズがあり、

求人企業のニーズがあります。

 

その二つだけでいいか?というとダメで、

法律もあります。

 

例で言えば、社会保険に入りたくない求職者と

社会保険を含めた高い単価を支払いたくない企業のニーズは

存在し、それを双方満たしていてもダメ。という事。

 

法律を守る事が求められます。

 

多くの派遣会社に存在するシーンとして、

数字が厳しいので、「無理くり入社させて稼働させろ」という話。

 

物販などのビジネスではこれで良いですが、

派遣だとダメだと思うのです。

 

派遣も紹介もそうですが、社会性、公益性が高くないと

本当にダメだと思っています。

 

いやいやいや。そんな事言っていたら商売できないよ。

なんて声が聞こえてきますが、

「だったら 派遣なんてビジネス辞めましょうよ」と。

 

別のインドのカーストのように派遣事業だけしかやれない

なんて縛り無いので。別の事業をやりましょうよ。

 

自覚のない派遣会社がまだまだ多すぎます。

 

20年4月の改正はそういう意味で明確にその辺の意志の

確認ができそうです。

 

「問題である」としても自社の利益優先で「内包」して

派遣社員の待遇を意図的に下げる糞な派遣会社 とか

 

0年次固定をウリにする 糞な派遣会社 とか

 

いろいろ見えてきそうです。

 

ここ数週間何回もあちこちで語っている言葉に

来年の4月以降 派遣会社は派遣社員のための労働組合になるんだ という事。

 

派遣社員のみんなが安心して働けるように、満足した賃金を得られるように、

働く団体になるんです。

 

そして、派遣先からも、派遣社員からも、社会からも

認められる事業で正々堂々と稼いだら良いじゃないですか。

 

と、本気で思います。

 

いつもながら、川上さんは凄いな と思います。

私ももっともっと頑張らねば。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

一覧へ戻る