BLOG
代表コンサルタント 山内 栄人 奮戦記

みなさんこんにちは!
派遣・請負コンサルティング
株式会社人材ビジネス経営研究所の山内栄人です。

 

今日は玄関の新聞を取りに出たくらいで、

それ以外外出せず自宅でした。一応、不要不急の用事で

外に出るのはどうか?という判断です。

 

今朝の日経新聞から少々書きますね。

年齢による賃金カーブのお話です。

 

いや~顕著に出てきていますね。

昔は、自分がアウトローだったので、「ざまぁ~」なんて思ったりも

したのは本当ですが、少々気の毒にも思えてきましたね。

 

私は就職氷河期の出身で、事実、就職活動すらせずフリーターというのが

私のスタートです。

 

そんな中、あの就職氷河期に立派な会社に就職して、

熾烈な社内の競争に勝つため、社内営業をしっかりやって、

会社からの意地悪な人事異動もビールで流し込んで、

会社の言う通りに頑張れば、いつか良い給与が貰える・・・と

頑張ってきた同年代もいるわけです。

 

実際にリアルにそんな友人からの話ですが、

早期退職制度が始まり、手を上げなくても、

やんわりと肩を叩かれ、居場所がなくなり、辞めて行く。。。と。

 

日本型の年功賃金は若いうちは安く、長年貢献した社員に

将来多くの賃金を渡すモデルとも言えます。

それが、これから給与がモリモリ上がるタイミングともいえる

40歳で肩叩きは本当に辛いものがあります。

 

まして、1社務め上げというのは

その1社では通用するスキルや経験はありますが、

他社で通用するか?というと微妙だったりもします。

出世を意識してゴマすりと社内営業に力を入れていたような人は

なおさらです。

 

それがダメじゃなくて、これまで王道でもあり、

美談として出て来るサラリーマン戦士だったわけです。

 

が。

 

ルールが変わろうとしています。

 

社内営業でいくらゴマをすろうとも

そんなスキルは転職、独立ではほぼ役に立ちません。。。

 

超専門性を高め、会社外に出ても、

会社の看板が無くとも仕事ができるような何かを

磨くか、

 

汎用性の高いスキルを磨くなどが必要だと思います。

 

良く、顧問先では『大富豪の革命』と言っています。

 

通常、大富豪というトランプのゲームでは

数字の2が一番強くて、3が一番弱い訳ですが、

 

4カードで革命を起こすと、

3が一番強くて、2が一番弱い という事になります。

 

これまでは、『正社員』『プロパー』『社歴20年以上』

という超スーパーカードがあった訳ですが、

 

これが『多様な汎用性』『即戦力的スキル』『賃金労働バランス良し』

こんな非正規ゾーンに沢山いる人材が超スーパーカードに変わっていく

ような感覚かと思います。

 

大富豪での革命時どう生き残るのか。

どうゲームを進めるのか。

良く考えないと、後生大事に残していた2とAが残って

大貧民に転落なんて事になるのかも知れませんね。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

一覧へ戻る