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代表コンサルタント 山内 栄人 奮戦記

2021.7.14
その他 働き方 派遣法・労働関係法

最低賃金3% 28円増加!

みなさんこんにちは!
派遣・請負コンサルティング
株式会社人材ビジネス経営研究所の山内栄人です。

 

今日は明日の研究会の準備をしつつ

あれこれとやって、テキストが完成し今ですね。

今日は凄い大きなニュースが入ってきました。

コレです。

最低賃金が28円引き上げで 上げ幅 3.1%との事。

 

う~ん。これが吉と出るのか凶と出るのか、今の私では何とも言えない・・・という

感じです。

 

いつも言うのですが、最低賃金の上昇って、最低賃金よりある程度高い給料をもらっている人、

支払っている会社はあまり関係の無い話なんですよね。

 

主に関係があるのは、最低賃金付近で働いている層と その層を雇って回している会社。

なんです。

 

28円という数字であったとしても

28円×168時間=4,704円 ×12カ月 =56,448円

 

×1000人 = 56,448,000と 1000人いる会社だと年間人件費だけで5645万も負担増なわけです。

 

1000人もいる会社なら余裕でしょ って思うかもですが、食品系の会社とかほんとギリギリです。

ま、そもそも、そんな価格で勝負しているのがマズイと言う話なんでしょうけど、その安さ、デフレに

助けられている層も多いわけで・・・。

 

間違い無く言える事は物価はまたこれで上がります。

でも、賃金が上がるのは最低賃金付近の方。

そして、これをきっかけに失業せざるを得なくなる人も。

 

賃金は需給調整で決まっていくのが1番で、無理やり上げていくと

どこかに歪が出ると思うのです。

 

賃金が上がり、消費が増え、企業が儲かる こうなれば良いですが、

そんなに簡単にはならない事を韓国は事例を作ってくれています。

さてさて、どうなりますかね。

 

失業者が増えない事を願うばかりです。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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