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代表コンサルタント 山内 栄人 奮戦記

2017.3.29
働き方 派遣法・労働関係法

0から1に大きな1歩

皆さん、こんばんは!

派遣・請負コンサルティング

株式会社人材ビジネス経営研究所の山内 栄人です。

 

東京から戻り、神戸で商談を終え、今自宅に戻り、

落ち着いてブログを書こうとしている所です。

 

今日の商談のネタは明日にでも。

 

昨日公開された、働き方改革実行計画案は

4月のOS研でお話するので、そこまで温めます。

 

ということで、今日は昨日のイベントから

書きますよ。

 

昨日、こんなイベントに参加してきました。

 

『同一労働同一賃金の衝撃

「働き方改革」のカギを握る新ルール』出版記念イベント

日本総研 山田久調査部長

リクルートワークス研究所 中村天江

司会:秋山進

 

 

まぁまぁ、良い感じに緩く、かつまぁまぁ本音のイベントでした。

 

そして、わかっているようでわかってなかった

いくつかの視点に凄く納得。そんなイベントでした。

 

メモからいくつか抜粋しますと。。。

 

・海外の同一労働同一賃金のベースは男女や人種などダイバーシティの論点。

・日本はそうちらよりも、正規雇用と非正規雇用の賃金格差がメイン。

・日本は職種横断的な職務給の仕組みは正社員においてはほぼ機能していない。

・そもそも、人事権を強固に持ち好き勝手するのだからそれで賃金を変える訳には

いかず、職務給などできる訳がない雇用形態である。(メンバーシップ型)

・世界のスタンダードは企業は関係なく横に広がる職種横断。

・今回の同一労働同一賃金は結局横ではなく縦である企業内に留めた。

・同じ職種で「トヨタ」と「ダイハツ」が給与が別でも仕方が無いけど、

 「トヨタ」内で正規、非正規など同じ職務なら賃金を近づけましょう と。

・賃金カーブは徐々に寝ており、必然的に職務給的な状況に近づきつつある。

・筋が悪い(笑)流れだけど、大きな大きな1歩である。

・10年くらいかけて、徐々に変わっていくのではないか?。

・しかし、AIや自動化の流れで急激に労働市場に変化が訪れる可能性も否定できない。

・確実に言えることは、個人の「キャリア」をしっかり考えないといけない時代が目の前に。

 

メモの半分くらいを緩く抜粋。

1000円のイベントでしたがお腹一杯でしたね。

 

もちろん、質問タイムは手を挙げましたし(笑

 

今回のイベントで感じたことは、

0から1につながる大きな1歩であることは

多くの人が評価しているものの、

煮え切らない、ちゃぶ台返しであり、

なるようにしかならないなぁ~という感じかと。

 

そりゃね、職能給、メンバーシップ型がベストとして

走ってきた国なんで、そんな簡単ではないことは

間違いないし、もし強行したら、日本でも暴動が

起こるような話ですから・・・。

 

ということで、緩やかに法律的にも労使的にも

変わりゆく中で、個人のキャリアという考えを

学校や職場、国をあげて対応しないといけないように

思うわけです。

 

そこに人材ビジネスの役割はまたあるように

思っています。

 

その辺のことを4月のOS研ではお話しますよ。

 

しかし、会場には良くしるメンバー多数。

ま、中村さんも出てましたしね^^

 

忙しくなりそうですね。何かと。

 

今日も最後までお読み頂き

ありがとうございます!

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